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みどりのカフェレポート

2月8日(木) 暮らしの園芸講座を開催しました。

2018年02月13日(火)

2/8(木)区役所庁舎ホールにて、暮らしの園芸講座を実施しました。

今回は、ガーデンデザイナーの徳原真人先生を講師にお招きし、「季節の花で生活を楽しもう!」というテーマでご講義いただきました。

日々の生活の中で花(や緑)を楽しむために、特に重要なポイントが2つあります。

第一のポイントは、花や緑で飾りたい庭や玄関先、お部屋があるとして、自分はその場所をどのように整えたいのか、そこに置く花や緑に何を求めるのかを、最初に十分考えるということです。
しっかりした目的やコンセプトがないと、パッと見て気に入った植物を手当たり次第に並べるだけになってしまいます。
苗を購入する前に、本当にその場所に必要なものなのか、一度考えるようにしましょう。

もし、すでに雑然とした空間になってしまっている場合は、一度当初のイメージに立ち返っているもの/いらないものを判別・整理します。
お部屋の整理と同じことですね。

第二のポイントは、植物の健康美を発揮させるということです。

開花期は、植物が子孫を残すべく最も活発に活動している時期です。
これはすなわち植物が最も頑張っている時期ということですから、その時期を迎えるまでにしっかり頑張れるだけの状態が整っていなければ、立派な花を咲かせてはくれません。

では、植物を良好な状態に保つために必要なことは何でしょうか?

まず1つ目は、土へのこだわりです。

植物を育てるのはとにかく土です。
よって、土の量と質には十分気を配らなければなりません。
先生のお考えとしては、多少高くても質のよい土を使うほうが、美しい花や緑を楽しめるのだから結局は得ではないかとのことでした。
また、密植は、相対的に土の量の不足につながるので、注意しましょう。

2つ目は、植物の性質にあった場所で管理するということです。

植物には、日あたりを好むものもあれば、日陰で育つものもあります。
また、花びらや葉の大きいものは、マンションのベランダなど風の強い場所は苦手です。
このような場所には、海岸沿いに自生する植物などが適しているそうです。
置き場所の環境と植物の性質があっていないと弱々しい株になってしまいますので、気を付けましょう。

「高い苗が悪いわけではありませんが、苗の値段よりも土と環境を大事にすることが重要です」と先生は繰り返しおっしゃっていました。

さらに今回、限られたスペースで花を楽しむための手法として、コンテナの活用を学びました。

狭い空間に小鉢が並びすぎると、雑然とした印象を与えます。
鉢のサイズや素材の統一感をそろえるのも一つの解決策ですが、思い切って大きめのコンテナにまとめるのも一考に値します。
10鉢を並べるより、その分の苗をまとめて植えられる大きなコンテナを一つ置くほうが、先生はオススメだそうです。

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後半は、コンテナを使った寄せ植えを、先生が実演してくださいました。

まず大事なのは、どのような寄せ植えにしたいのか、しっかりイメージを決めてから植え付けるということです。
空間をどのように整えるかをまず考えるという、講義の最初にあったお話と同じですね。

今回は、ラナンキュラス・ラックス(中央の薄いピンクの花)を主役に決め、寄せ植えすることになりました。
これは非常に華やかな花なので、隣や後ろには、逆に渋い色合いのクリスマスローズや、銅葉のベロニカ・グレースを植えます。
こうすると、主役・脇役双方がより引き立ちます。
ラナンキュラス・ラックスの前方に植えてある黄色や白のラナンキュラスも、主役との色合いを考え、主張が強すぎない温かみのあるものを選んでいます。

また今回は、あえて枝が暴れている
コンボルクルス・クネオルムを使用しました。
これは、寄せ植えに動きを出して、おとなしくなりすぎるのを避けるためです。

各苗はやや外側に向けて、放射状に広がるように植え付けます。
苗同士の枝が交差すると、きれいな寄せ植えにはなりません。

主役でない花の花数が多く、主張が強すぎる場合は、適度にカットして構いません。
今回は、サクラソウ(完成した寄せ植えの写真左手の濃いピンクの花)を一部カットしています。

なお、必要に応じて支柱を立てますが、その場合は、剪定枝などなるべく自然素材のものを使うと、目立たなくていいそうです。

寄せ植えの際は、詰め込みすぎにならないよう使用する苗の数に気を付けてください。
今回は講義のためわかりやすく見ごろの株を使っていますが、本来はこれから見ごろを迎える苗を植え付けるので、完成当初はもう少しすっきりした印象になります。
しかし、土と置き場所に気を配ってあげれば、いずれ今回の完成品のような美しい姿を見せてくれます。

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最後に、受講者の方全員にシモツケの苗をお配りしました。
現在は落葉している時期(=休眠期)なので、植え付けの際多少根を切っても大丈夫ですが、これから春を迎え新芽が出てきたら、根を切ってはいけません。

また、鉢植えの場合は、根詰まりを起こすと葉が黄色くなります。
その場合は、ひと回り(高さ約10cm、半径が指2本分程度)大きい鉢に植え替えましょう。

今年度の暮らしの園芸講座は、今回が最後です。
次回は4月25日(水)に、「種から花を育てよう!」というテーマで開催いたします。
現在足立区公式ホームページにて、受講申し込みを受け付け中です。
皆さんふるってご応募ください!

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